11月1日は「焼酎の日」です。
今日は「いも焼酎ヌーボー展示唎き酒会」が国分様本社にて開催されました。いもヌーボーは夏から秋に収穫されたさつま芋を使い仕込んだ焼酎です。
1年に1度しか味わえない貴重な品です。会場は日本橋にある国分株式会社1階です。芋のヌーボーの試飲は私にも初めての体験です。
小鶴出来立て新焼酎
一口口に含むと芋焼酎らしい華やかな香りとコクのある深い味わいが感じられます。蒸留してから3日以内に瓶詰をしたもので、新酒特有の旨み成分が特長です。おおらかではじけるような出来立て感が口中いっぱいに広がります。
貴重な新酒は数量も限られますが季節の風物詩です。お湯割り・水割り・ロック・ストレートと飲み方のバリエーションは様々です。やはり寒さがこたえる季節にはお湯割りがぴったりです。
限定商品なので入手がやや困難かもしれません。
ちなみに小売価格は税込み1.8L 1,861円 900ml 997円です。造り手のご苦労に感謝をしつつゆっくりと試飲のひと時を楽しみました。
新酒 煮たて 田苑酒造
いくつかある新酒のコーナーでインパクトが強かったのは田苑酒造の芋焼酎の新酒 煮立てです。煮たてとは蒸留仕立てという鹿児島の言葉だそうです。
黒麹を使っていますので豊かなコクと甘みが程よく感じられます。新酒にはどっしりとした骨太なイメージがありますが飲み口はすっきりとした爽やかな感覚です。食事は和・洋・中何にでも合いそうです。食中酒としてじっくりと味わいたいお酒です。
ラベルもシンプルかつレトロでパッと見て引き付けられます。小売価格は税込み1.8Lが2,139円 900mlが1,114円です。本日のおすすめの中の一つです。
田苑酒造といえばやはり麦焼酎が有名です。ここでは画像を紹介できませんが金色のラベルに色合いはほのかな褐色を帯びています。やはり東京ではこの麦焼酎の方がよく出回っているようです。
ソーダ割りもしっかりとした麦の香りが残り居酒屋さんなどで人気が出てきているそうです。でも鹿児島ではやなんといってもこの芋焼酎での晩酌が一般的だそうです。皆様も是非お試しのほどを。
お土産は黄金千貫でした。
コンパクトな会場でしたがすべてのコーナーの試飲を終え帰り際に「お土産です」とスタッフの方からビニールの袋を渡されました。中身は何と芋焼酎の原料である黄金千貫が入っています。
スーパーでもあまり現物を見かけないので実物を見るのは初めてです。これがおいしい芋焼酎の原料になるのかとしばし感激しつつ大切に持ち帰りました。国分様の試飲会では本業がらおつまみ関係が充実していました。真ん中の長テーブル一列いっぱいにおつまみのお皿があるのには正直びっくりしました。国分株式会社は酒類の卸会社のリーディングカンパニーの一つです。これからも食品同様酒類でも先陣を切っておいしいお酒の発掘に努めていただきたいと願っています。