これから飲食店を開店されるご計画のある方、もしくは現在すでに飲食店を経営されていらっしゃる方に。お酒の仕入れ先はどんな基準で決められるのでしょうか。
まずはお酒の納入価格があげられます。ビールなどのお酒は付加価値がつけにくく日本全国どこで買っても中身は全く一緒です。そうしますとあとは価格が重要なポイントになります。安ければ安いほど仕入れの原価は下がります。しかし昨今お酒の業界は過当競争が行き過ぎた挙句、価格もほとんど底値に近く大きな差はありません。飲食店様にもこれ以上の価格のサービスはなかなか望めないのが現状です。
しかし日本酒・焼酎などは酒販店によって取り扱いも様々です。業務用の酒販店ですと日本酒・焼酎などは専門店には及びませんが、幻といわれるような入手困難なアイテムをお持ちのところもあるようです。でも継続的な安定供給となると疑問が残ります。
あまり名は知られていはいなくてもお客様に充分満足していただけるようなお酒はたくさんあります。酒販店の役割の一つにこうしたお酒を絶えづ発掘してお客様に提案していくことがあげられます。お客様の嗜好も年々変わってきています。これをうまくキャッチしてお薦めしていく研究熱心な姿勢が大切だと感じています。
酒を専門としているプロとして
酒販店のサービスにはこうした情報提供も含めたきめ細やかな対応も必要です。お酒の情報提供はもちろんのことですが、小回りの利いた配送はお客様に大きなご満足を与えることと思います。急なお客様に対応した配送、冷やしたビールを定時にお届けする、定期的に訪問をして、お客様の商いの状況、現在不自由に感じていらっしゃることなど、課題は必ずあります。
これにひとつひとつ丁寧に対応・解決していくことが大きな信頼につながることと信じています。商いは、飽きずにコツコツと信頼を積み上げていく作業。大切なことだと思います。こうした緊密な関係こそ末永く取引をする原点になると信じています。
弊社は午前・午後と１日２便 特に中央区・千代田区・港区・江東区・文京区を中心に配送をしています。ランチ時にかからないのはもちろんのこと、極力お客様の希望にそった時間帯に配送できるよう努めています。小回りの利いた配送は我々中小企業にとって大きな強みです。
配送エリアは決して広くはありませんが、エリア外でも代配業者がおりますので東京２３区はほとんどくまなくカバーできます。我々の心強い味方です。配送員は皆社員でベテランです。気持ちの良い挨拶はもちろんのことお客様との会話にもこと欠きません。
ご注文も配送員を通じて上がってくることがしばしばです。こうした姿勢は会社にとってもありがたい限りです。こうした日々の積み重ねによって配送能力にもますます磨きがかけられます。この業界は競争が激しく、新規参入も限られますが誇りを持って取り組める仕事には魅力を感じます。
写真は弊社の朝の積込み作業の光景です。
今日も１日スタッフが安全無事に仕事を終えられますように。元気にお客様のところに出発です。
